頭痛（偏頭痛・片頭痛、群発性頭痛 等）

頭痛は非常に一般的な症例の一つです。頭痛は位置、性質、持続時間、原因によってさまざまで、側頭部、前頭部、後頭部、頭頂部などの頭の特定の部分、または全頭にわたることがあります。また、鈍痛、鋭痛、脈打つような痛み、圧迫感など、痛みの性質もさまざまです。

頭痛には多くの原因がありますが、大きく分けて「一次性頭痛」と「二次性頭痛」の2つに分類されています。

一次性頭痛

他の医学的状態に起因しないタイプの頭痛。例として、偏頭痛、緊張型頭痛、クラスター頭痛などがあります。

二次性頭痛

他の病状や疾患に起因する頭痛。例えば、感染症、頭部外傷、脳腫瘍、脳出血や髄膜炎などの病気や疾患が原因で頭痛が生じる場合です。

その他の一般的な原因としては、ストレス、過労、眼精疲労、血圧の変動、気象の変化、アルコールやカフェインの摂取、薬物の副作用などが挙げられます。

当院では、DRT療法を用いて第二頸椎の歪みを修正し、鍼処置で自律神経のバランスを整え、血流を改善するアプローチを採用しております。これにより、頭痛の根本原因にアプローチし、症例の緩和を図っています。

なお、症状が出やすい方は頭痛になってから対処をするのではなく、日頃から数分間のセルフケアを取り入れることが有効です。ぜひやってみてください。

耳ぐるぐるストレッチ

①上部をつまんで上方に5秒引っ張る
②中央をつまんで横に5秒引っ張る
③下部をつまんで下方に5秒引っ張る
④中央をつまんで横に引いて10回ぐるぐる回す
⑤上下から耳をつまんで10秒折りたたむ
⑥両耳に両手を押しあてて10回ぐるぐる回す

また、それぞれの頭痛のタイプを見極めて対応するといいでしょう。

緊張型頭痛の場合

筋肉の緊張をほぐすことが大切です。入浴や蒸しタオルで首や肩を温めたり、ストレッチやマッサージをすると良いでしょう。

片頭痛の場合

血管を広げてしまう入浴や運動、自己流のマッサージはNGです。痛む部分を冷やして、静かな環境で横になって休みましょう。

群発頭痛の場合

痛みが集中している間の飲酒や喫煙は控えて安静に過ごしましょう。

頭痛は一般的な症例であり、多くの場合は特定の病気や疾患に関連していないことが多いです。施術で身体のバランスを整えて、症状の改善をしていきましょう。