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2025.06.24

足の症状

親御さんに知って欲しい!サッカー少年に多い怪我とは?

~膝や足首の痛み、見過ごしていませんか~

こんにちはフィット鍼灸整骨院の中屋です!

今回はサッカー編です。「サッカーの練習から帰ってくると、膝を押さえている…」
「試合後は足を引きずって歩いているけど、本人は『大丈夫』って言うから…」
そのような体験をしたことはありませんか?

子どもは大好きなことに夢中になると、多少の痛みなら我慢してプレーを続けてしまいます。
「ライバルに差をつけられたくないから…」と休みたがらない子がいるのも事実です。
ですが、親御さんの気づきが早期発見・早期治療の鍵となり子どもの未来が広がることに繋がるのです。

 

■ サッカーは“下半身への負担”が大きいスポーツ!?

サッカーは走る・止まる・蹴る・跳ぶといった動作を多く行っています。
特に膝や足首への負担が大きいスポーツなのです。成長期の体にはそれが大きなストレスとなり怪我につながることがあります。

 

■  サッカー少年によくある怪我

1.オスグッド病(膝の痛み)

成長期に多く見られる代表的な障害です。
走ったりジャンプしたりした後に膝の下がポコッと腫れて痛むのが特徴。
「膝が痛くて正座ができない」「練習中は平気だけど、家で痛がる」などの声がよくあります。

2.足首の捻挫

切り返しやジャンプの着地で起こりやすいケガ。捻挫を繰り返すことで癖になり、将来的に関節の不安定さを残すこともあります。
ただの捻挫だからと侮ってはいけません。

3.肉離れ・太ももやふくらはぎの痛み

ストレッチ不足や筋肉疲労によって起こります。試合続きの週末後に痛みが出ることも。
普段から身体が硬い子は特にリスクが高くなります。

4.グロウインペイン(鼠径部の痛み)

キーパーなどロングキックをすることが多いポジションの子に起こりやすい障害です。
プロの選手でも痛みと付き合いながらプレーしていることがあります。
今後のサッカー人生に影響を及ぼすので早めの対処が必要です。

 

■ 親としてできるサポート

1.痛みを我慢させない

「我慢強い=いい選手」ではありません。
小さな痛みでも、「いつから?」「どんな時に痛む?」と、やさしく声をかけてあげてください。

2.成長期を意識したケアを

身長が急に伸びたタイミングや、練習量が増えたときは特に注意が必要です。
ストレッチや十分な休息をサポートしてあげましょう。

3.無理をさせない環境づくり

子どもが「休んだら怒られる」と思ってしまうと、無理をしてしまいます。
家でも「今日はゆっくり休もうね」と言ってあげるだけでも、子どもは安心できます。

 

■ 整骨院でできること

当院では、成長期の体に負担をかけない治療や、セルフケアの指導を行っています。
サッカー少年に多いオスグッド病や捻挫のケアに力を入れており、保護者の方からも多くのご相談をいただいています。

  • 痛みの原因をしっかり見極め
  • 成長に合わせた施術とリハビリ
  • チーム練習との両立を考えたサポート

「このくらいの痛みなら…」と我慢させず、お気軽にご相談ください。

■ 【次回予告】

第3回は「野球少年編」。肩や肘の怪我が起きやすい野球特有のリスクと、家庭でできる予防法についてお話しします。

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