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2025.08.07

手の症状

ドケルバン病って何? 親指の手首痛が改善するセルフチェックと治療ガイド

ドケルバン病でお困りの方へ。セルフチェック方法など、手首の親指側の痛みを徹底解説!

ドケルバンとは?基本の病態と原因

腱と腱鞘の間に起こる炎症

「最近、親指のつけ根がズキズキするんだよね…」それってもしかして、ドケルバンかも?

ドケルバン(正式名称:ド・ケルバン病)とは、手首の親指側にある2本の腱(長母指外転筋腱・短母指伸筋腱)と、それを包む腱鞘との間に摩擦が起きることで生じる炎症のことを指します。腱が腱鞘を通る際にスムーズに動かなくなり、痛みや腫れが出る状態です。

この状態が続くと、手首を動かすたびに「ピリッ」と痛みが走ったり、腱が引っかかるような違和感を覚えたりするようになります。なかには、親指を動かすだけでもツライ…と感じる方もいるようです。

日常生活では「スマホを持つ」「赤ちゃんを抱っこする」「フライパンを握る」といった動作でも症状が悪化すると言われています。

ドケルバンになりやすい人の特徴

では、どんな人がこのドケルバンになりやすいのでしょうか?

実は、特に多く見られるのが以下のような方々です。

  • 妊娠・出産期の女性:ホルモンバランスの変化や赤ちゃんの抱っこなどで手首に負担がかかるため。

  • 更年期の女性:女性ホルモンの減少によって腱の柔軟性が失われやすくなると言われています。

  • スマホやパソコンを頻繁に使う人:片手持ちで親指を酷使する動作が、炎症のきっかけになることも。

  • 育児・介護中の方:赤ちゃんの抱き上げやオムツ替えのような繰り返し動作が要因とされています。

  • 厨房や調理業務に従事する人:包丁や鍋を長時間握り続けることで腱鞘に負担がかかりやすいです。

特に手を酷使するシーンが多い方は、日々のケアや動作の見直しが重要になってくるかもしれません。

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セルフチェック

自宅でできる簡易テストとその見分け方

「もしかして、ドケルバンかも?」そんなふうに感じたら、自宅で簡単にできるチェック方法があります。それが「フィンケルシュタインテスト」と「アイヒホッフテスト」という2つのテストです。ちょっと聞き慣れない名前ですが、どちらも病院で触診の際に使われる方法として知られています。

まずは、フィンケルシュタインテストのやり方から。

  1. 親指を内側にしまい込むように、他の4本の指で軽く握りこぶしを作ります。

  2. その状態で、手首を小指側にゆっくり倒してみてください。

  3. 親指の付け根や手首の外側あたりに痛みが出る場合、このテストが陽性と言われています。

「それ、やってみたらズキッときた…!」という方もいらっしゃるかもしれませんね。

人によっては強く痛みが出ることもあるので、無理は禁物です。力を入れすぎず、ゆっくり動かすのがポイントです。


続いて、アイヒホッフテストについても紹介します。

こちらはフィンケルシュタインと似た動作ですが、違いは「他人が手首を動かすかどうか」にあります。

  1. 親指を握り込んだ状態の手をまっすぐ前に出します。

  2. もう一方の手(あるいは第三者)が、テストを受ける手の手首を小指側へゆっくり押し倒します。

  3. 親指のあたりに痛みや違和感が出たら、陽性と判断されることがあるようです。

自分で動かすフィンケルシュタインに対して、アイヒホッフは“他者の力”が加わる分、痛みが強く出やすいと言われています。

もちろん、これらのテストだけで断定できるわけではなく、「あれ?」と感じた段階で医療機関での相談を視野に入れておくと安心です。

一度チェックしてみると、自分の手首の状態が少しだけわかりやすくなるかもしれませんね。

(引用元:https://www.joa.or.jp/)

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対処法と治療の流れ

早期対応:まずは手首の安静を意識する

「最近、親指の付け根が痛む…」「これってもしかしてドケルバン?」そんなとき、まずやってほしいのは安静にする事です。

たとえば、サポーターやテーピングを使って手首の動きを制限し、炎症を和らげる方法が知られています。特に手をよく使う場面が多い方にとって、負担の軽減はとても大切です。

中でも、親指をしっかり固定できるサポーターは手首へのストレスを減らす効果があると言われており、市販品でも装着しやすいタイプが増えているようです。

とはいえ、「装具だけで大丈夫かな…?」と不安になることもありますよね。そんなときは、専門の医療機関で相談してみるのが良いでしょう。

中期対応:ステロイド注射による改善が期待されることも

「安静にしているのに痛みがなかなか引かない…」と感じる場合、整形外科では次の段階としてステロイド注射が行われることがあります。

この注射は、腱鞘内に直接ステロイドを注入し、炎症を抑えることを目的として使われることが多いです。

注射を行うことで、痛みが和らぎ日常生活に戻りやすくなることもあるようですが、必ずしも全員に効果があるわけではないため、医師とよく相談することが勧められています。

重症化した場合:手術が選択肢となることもある

「何をしてもよくならない…」という状態が長く続いていると、手術という選択肢が出てくる場合があります。

具体的には、腱鞘切開術という施術が行われることが多いようです。これは、炎症の原因となっている腱鞘を部分的に開放し、腱の通り道をスムーズにすることを目指す方法です。

施術は局所麻酔下で行われることが多く、短時間で済む場合もあるそうですが、術後は経過観察やリハビリが必要になることもあるため、しっかりと医師の説明を受けて判断することが勧められています。

(引用元:https://oyama-seikei.gassankai.com/)

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無視しないで!放置のリスクと早期受診のメリット

痛みが広がる前に、気づいてあげることが大切

「最近、親指の付け根が痛いけど、まぁそのうちよくなるだろう」
そうやってつい後回しにしていませんか?

ドケルバンは、最初は軽い違和感から始まることもあります。けれど、その痛みを放っておくと、手首だけでなく、前腕や親指全体に痛みが広がるケースがあると報告されています。

痛みが広がると、日常のちょっとした動作すらストレスになってしまいます。早い段階で気づいてあげることが、自分の体を大切にする第一歩かもしれません。

放置による悪化で、治療の選択肢が変わってしまうことも

「我慢していたら、いつの間にか痛みが慢性化していた」
そうなると、残念ながら自然に改善するのは難しくなると言われています。

初期段階であれば、サポーターや安静で症状が軽減されることもあるようですが、痛みが長引くことでステロイド注射の回数が増えたり、最終的に手術を検討する必要が出てくる可能性があるとも言われています。

特に、日常生活で手を酷使する職業の方や育児中の方にとっては、改善までの期間が長くなることで生活の質が落ちてしまうことも。

だからこそ、「ちょっとおかしいな」と思ったときに、早めに医療機関で相談することの価値は大きいと言われています。

「こんなことで行ってもいいのかな?」と迷わず、まずは専門家に診てもらいましょう。

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予防と日常ケアのポイント

スマホ・パソコン作業の見直しで手首の負担を軽減

ドケルバンのような手首の腱鞘炎は、日常のちょっとした習慣の積み重ねが関係していると言われています。特に多くの人が抱える要因として、スマートフォンやパソコン作業時の姿勢の悪さや、片手だけの操作習慣が挙げられます。

たとえば、スマホを片手で長時間使っていると、親指だけが過剰に動く状態になります。すると、腱に負担がかかりやすくなるのです。また、ノートパソコンのキーボードを無理な姿勢で打ち続けていると、知らないうちに手首にストレスがかかっていることもあるようです。

これらを防ぐためには、両手での操作を心がけることや、肘の角度・画面の高さを意識した作業姿勢の改善がポイントになってきます。

ストレッチや装具、日々のケアで負担を軽くする工夫も

「姿勢は気をつけてるつもりだけど、まだ違和感が残ってる…」

そんなときは、ストレッチやサポーターの活用も日常ケアのひとつとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

手首をぐるぐる回すだけの軽いストレッチや、手のひらを伸ばすような動きは、血流の促進や筋肉の柔軟性維持に役立つ可能性があると言われています。短時間でも継続することで、手首への負担を和らげる効果が期待されるようです。

さらに、市販のサポーターやテーピングを使って手首を安定させることで、過度な動きを防ぎながらケアできるという声もあります。

また、補足として一部の医療関係者の間では、女性ホルモンのバランスと腱の柔軟性との関連について言及されることがあります。その観点から、大豆イソフラボンを含む食品(納豆や豆乳など)を意識的に摂ることも、体づくりの一環として紹介されているようです。

もちろん、効果には個人差がありますが、「なんとなく調子が良くなったかも」と感じる程度でも継続していくことが大切だと言われています。

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★この治療のおすすめコース

全身整体コース(7000円~) 鍼灸根本整体コース(9000円)

※初診の方は別途2000円の初診料がかかります。

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フィット鍼灸整骨院 国立院

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