更年期女性に多い背景と女性ホルモンとの関連
母指CM関節症は50代の女性に特に多いと言われています。その理由の一つとして、更年期を迎える時期に女性ホルモン(エストロゲン)が減少することが大きく関係しているそうです。エストロゲンには骨や関節を守る働きがあると考えられており、その分泌量が減ることで関節への負担が増し、炎症や変形につながりやすいと言われています。
さらに、家事や仕事で親指を使う動作が積み重なることも影響しているようです。例えば、包丁を握る、瓶の蓋を回す、スマホを片手で操作するなど、無意識のうちに親指に小さな負担を与え続けていることが少なくありません。こうした生活習慣とホルモン変化の重なりが、50代に多く見られる原因と言われています。
他の病気との違いを知る
親指の付け根が痛いとき、母指CM関節症以外にも似た症状を示す病気があります。代表的なのが腱鞘炎(ドケルバン病)とばね指です。
ドケルバン病は、親指を動かす腱と腱鞘がこすれて炎症を起こす病気で、特に親指を広げる動きで強い痛みを感じることが多いとされています。一方、ばね指は指を曲げ伸ばしする際に引っかかるような症状が特徴で、カクッと音がするように感じる場合もあるそうです。
母指CM関節症では、物をつまむ、回すなどの動作で付け根の関節自体が痛み、腫れや変形が見られる点が大きな違いだと言われています。
似たような痛みでも、実際には原因が異なることが多いため、症状の出方や痛む動作をよく観察し、早めに専門医へ相談することがすすめられています。
(引用元:https://kateinoigaku.jp/qa/5306?utm_source=chatgpt.com)
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診断の流れ 何をチェックし、どこへ相談する?
問診とチェックのポイント
親指の付け根に痛みを感じたとき、まず行われるのは問診と触診だと言われています。病院では「どんな動作で痛むのか」「物をつまんだときやひねったときに違和感があるか」など、生活の中で出る症状を詳しく確認し、さらに、関節部分に腫れや出っ張りがないか、変形が進んでいないかを目で見て触れて確かめることが一般的です。
次のステップとして、X線検査が行われることがあります。これは関節のすき間が狭くなっていないか、骨の変形があるかを確認するためだと言われています。画像で変化を確認することで、痛みの原因をより詳しく見極める手がかりになります。
相談先の選び方
「親指の付け根が痛いけれど、どこへ相談すればいいの?」という疑問を持つ方も少なくありません。母指CM関節症のように手に関わる病気は、整形外科や整骨院が相談先として適していると言われています。
整形外科に行く場合、一般の整形外科でも相談は可能ですが、手の関節は細かい動きが多いため、手を専門的に扱う整形外科を探してみると良いでしょう。早めに専門外来へ来院することで、症状が軽いうちに対応できる可能性があるとも言われています。
(引用元:https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/rhizarthrosis.html?utm_source=chatgpt.com)
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