五十肩になった時、はじめに現れる痛みから動かしにくさ、夜間痛まで。段階別の特徴と対処法を詳しく解説します。
五十肩の症状パターン
初期(炎症期)
五十肩の症状は段階的に変化していくと言われています。最初に見られるのが炎症期で、この時期は肩の動作に関係なく鋭い痛みが出ることが多いと言われています。特に夜間に強い痛みを感じる「夜間痛」が典型的で、眠れないほどのつらさを訴える方も少なくないです。日中でも物を持ち上げたり腕を上げたりすると痛みが強まることがあり、家事や仕事に支障をきたすケースも多くみられます。
中期(拘縮期)
炎症期が落ち着いてくると、次にやってくるのが拘縮期です。この時期には痛みそのものはやや軽くなる傾向があるとされますが、肩の動きが極端に制限されるのが特徴だといわれています。たとえば、服の着脱がしづらい、背中に手を回す動作ができない、シャンプーや洗顔の際に腕が上がらないなど、日常生活のさまざまな場面で不自由を感じることが多いと言われています。
後期(回復期)
拘縮期を過ぎると回復期に入るとされています。この段階では、少しずつ可動域が広がり、日常の動作も徐々にスムーズになると言われています。ただし、完全に以前のような状態に戻るまでには個人差があり、数か月から1年以上かかることもあるとされています。
夜間痛・可動域制限・日常生活への影響
五十肩で特に多く聞かれるのが「夜間痛」です。眠りを妨げるほどの痛みは、体力や精神面に負担を与えることもあると言われています。また、腕を横や後ろに回す動作ができなくなる可動域制限も、日常生活に直結する問題として多くの方を悩ませています。背中のファスナーを上げる、洗濯物を干す、高い場所の物を取るといった何気ない動作が難しくなることが、生活の質を下げる大きな要因になるとされています。
(引用元:https://www.joa.or.jp/)
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五十肩と間違えられやすい疾患との違い
肩腱板断裂との違い
五十肩とよく混同される疾患のひとつに「肩腱板断裂」があります。これは肩の腱が部分的または完全に切れてしまう状態です。症状としては肩を動かした時に力が入らない、腕を持ち上げられないなどが特徴とされています。一方で五十肩は痛みと可動域の制限が徐々に進んでいくのに対し、腱板断裂は急に力が入らなくなることが多いと言われています。
インピンジメント症候群との違い
インピンジメント症候群は、肩を上げる動作で骨と腱がぶつかり炎症を起こしている状態です。肩を横から上に挙げていくと途中で強い痛みが出るのが典型的で、「挙上障害」と呼ばれる症状がみられることが多いと言われています。五十肩の場合は、痛みだけでなく関節そのものが硬くなって動かしにくいのが大きな違いと言われています。動きの制限がメインか、あるいは挙げる途中で特定の角度だけ痛むのかを確認することが、見分けるヒントになるでしょう。
変形性肩関節症との違い
変形性肩関節症は、加齢や長年の使用によって肩の関節がすり減り、骨が変形することで痛みや可動域制限が出る疾患と言われています。五十肩と似た症状を示すことがありますが、画像検査で関節の変形が確認できる点が大きな違いとされています。五十肩は時間の経過とともに改善に向かう傾向があるのに対し、変形性肩関節症は慢性的に進行していくことが多くなります。
(引用元:https://www.joa.or.jp/)
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症状が出たときの早期対応とセルフケア
痛みが強いときの対処
五十肩の症状が強いとき、無理に動かそうとすると炎症が悪化する可能性があるため、まず無理に動かさないことが大切です。また、ズキズキした痛みが続き、熱感がある際には冷却が有効なことが多いです。氷嚢や保冷剤をタオルで包んで10〜15分程度あて痛みが軽減するか試してみるのも良いでしょう。
軽いストレッチと注意点
痛みが少し落ち着いたら、動かせる範囲で軽いストレッチを行うと関節の硬さを防ぐのに役立つと言われています。ただし、強い痛みを感じるまで動かすのは避け、気持ち良い程度の範囲にとどめることが重要になります。例えば、タオルを背中に回して上下に動かすタオルストレッチや、壁を使って腕を少しずつ上げていく運動などがよく紹介されます。自分に合うストレッチは何か、一度専門家に相談してみると良いでしょう。
夜間痛を和らげる寝方・枕の工夫
五十肩で多くの方が悩むのが夜間痛です。肩を下にして寝ると痛みが強まることがあるため、仰向けで寝たり、抱き枕を活用して患側の肩に負担をかけない姿勢をとる工夫をすると良いでしょう。また、枕の高さを調整して首や肩の角度を自然に保つことで、痛みを軽減できるケースがあります。
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五十肩を見分けるには、「いつから」「どのような動作で」「どんな痛みが出るか」という点を整理することが役立つと言われています。例えば、急な力の入らなさや特定の動作だけで強い痛みが出る場合は腱板損傷やインピンジメントを疑うことがあり、持続的に関節が硬くなっている場合は五十肩が考えられるとされています。自己判断では難しいため、肩の痛みが続く場合は専門機関での触診や画像検査を受けることがすすめられています。思い当たる症状がある方は是非一度、ご来院ください!
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