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2025.09.26

スポーツ障害

内側側副靭帯損傷を早く治す方法|専門家が教える回復ステップと注意点

内側側副靭帯損傷を早く治すには、初期対応、固定・サポーター、リハビリ、栄養、予防ケアを段階的に実践することが鍵となります。この記事では、損傷レベル別の回復目安や注意点も含めて解説します。

内側側副靭帯損傷とは — 症状・重症度分類

内側側副靭帯(MCL)の役割と損傷が起きやすい場面

膝の内側に位置する「内側側副靭帯(MCL)」は、膝関節を安定させる重要な靭帯の一つと言われています。特に、外側から膝に強い力が加わったときに内側へのぐらつきを抑える役割を持つとされています。
スポーツで相手と接触したときや、転倒で膝が内側に押し込まれるといった場面で損傷が起きやすく、サッカーやバスケットボールなどの競技中に多く見られるケガです。

「膝の内側が痛むけど、これって打撲かな?」と感じる方も少なくありません。ただし、内側側副靭帯は膝の安定性に直結する組織のため、軽視しないことが大切だと考えられています。

症状と重症度の分類(Ⅰ度〜Ⅲ度)

内側側副靭帯損傷(以下:MCL損傷)は症状の強さや損傷範囲により、一般的に以下のように分類されることが多いです。

Ⅰ度(軽度):靭帯が軽く伸ばされた状態。膝の痛みや腫れは軽度で、歩行も可能だが、不安感を覚える場合がある。

Ⅱ度(中等度):部分的に靭帯が損傷。膝の内側に強い痛みがあり、押すと痛みがはっきり出る。安定性が少し失われ、日常生活動作にも支障が出ることがある。

Ⅲ度(重度):靭帯が完全に断裂。膝が大きく不安定になり、支えがないと歩行が難しいケースもあると言われています。

さらに、前十字靭帯や半月板と同時に損傷する「合併損傷」が起きることもあるため注意が必要です。

(引用元:https://rehasaku.net/magazine/knee/ligamentinjuries-healquickly/)

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早期対応:受傷直後〜急性期にやるべきこと

RICE(安静・冷却・圧迫・挙上)の基本とタイミング

膝のMCL損傷を早く改善するためには、受傷直後からの対応がとても大切だと言われていますいわゆる「RICE」という方法が基本で、これは安静(Rest)・冷却(Ice)・圧迫(Compression)・挙上(Elevation)の頭文字を取ったものです。

「安静」は膝に負担をかけないように動きを制限することを意味します。無理に歩いたり、曲げ伸ばしを繰り返したりすると損傷部分に余計な力が加わるため、最初の数日は安静を心掛けましょう。
「冷却」は氷のうや保冷剤をタオルで包み、20分程度を目安に当てるのが一般的とされています。冷やし過ぎると凍傷の恐れもあるので、1度冷やしたら1~2時間、間隔を空けながら繰り返すことがすすめられています。
「圧迫」については弾性包帯や専用のバンテージで軽く圧をかけ、腫れや出血を抑えることが目的です。強く巻きすぎると血流が妨げられるので、指がしびれない程度を目安にすることが推奨されています。
最後の「挙上」は、膝を心臓より少し高い位置に置くことです。ソファやクッションの上に足を乗せるだけでも効果があるとされています。

サポーターの使い方

受傷直後は不安定感が出やすいため、支柱付きのサポーターや固定具を用いると安心だと言われています。ただし、長期間固定し過ぎると関節が硬くなる可能性があるため、専門家の指導を受けながら調整するのが望ましいとされています。

また「膝の腫れがある」「安静にしていても痛みが引かない」「膝がグラついて歩きにくい」などの場合は、早めに専門家へ相談した方がよいでしょう。

避けた方がよい動作やNG行動

損傷後は、ジャンプやダッシュといった膝に大きな負担をかける動作は避けるべきだと言われています。また、「痛みを我慢してでも動かした方が改善が早いのでは?」と考える方もいますが、それがかえって炎症や腫れを悪化させることにつながる事があるので、自己判断しないようにしましょう。

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保存療法のプロセス — リハビリ・可動域・筋力強化

可動域訓練の進め方

MCL帯損傷は、重度でなければ保存的なアプローチが中心になることが多いです。その第一歩として大切なのが「可動域訓練」です。痛みのない範囲で膝を少しずつ曲げ伸ばしすることで、関節が固まるのを防ぐことが期待されています。例えば、椅子に座って足を前に伸ばす軽い動きや、タオルを足裏にかけてゆっくり引き寄せるストレッチなどがあります。

筋力強化のポイント

膝を安定させるには筋肉のサポートが欠かせません。特に、大腿四頭筋(ももの前)、内転筋(内もも)、ハムストリングス(ももの裏)の強化は重要だと言われています。

「筋トレはいつからやればいいの?」と疑問を持つ方もいますが、痛みや腫れが落ち着いてきてから少しずつ取り入れるのが望ましいと考えられています。段階を踏んで負荷を上げることで、膝に無理なく力を取り戻すことが期待できます。

サポーターの併用と切り替え

リハビリの初期段階では支柱付きの装具やサポーターを使い、膝への不安を軽減させる方法もよく取り入れられています。状態が安定してきたら、固定力の弱いタイプへ切り替えることで日常生活への復帰を助けるとされています。

「もう外していいかな?」と迷う場面もありますが、自己判断せず専門家に相談することが安心でしょう。

物理療法の可能性

さらに、治療の一環として超音波や電気といった物理療法が行われることもあります。これらは炎症を抑えたり、組織の回復を助けたりする目的で使われる場合があります。ただし、どの施術が適しているかは個人差があるため、専門家と相談しながら進めることが大切です。

(引用元:https://rehasaku.net/magazine/knee/ligamentinjuries-healquickly/)

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重症例・手術適応・回復までの目安

手術が検討されるケース

MCL損傷の多くは保存療法での改善が目指されますが、損傷が大きい場合や膝の安定性が保てない場合には手術が検討されることがあります。例えば、靭帯が完全に断裂しているケースや、前十字靭帯や半月板といった別の組織も一緒に傷ついている「合併損傷」がある場合です。また、何度も不安定性を繰り返してしまうケースでも手術の可能性があるとされています。

手術の方法と術後リハビリの流れ

一般的に行われるのは、靭帯を縫い合わせる「修復術」や、別の腱を移植して補う「再建術」といった方法です。どちらを選ぶかは損傷部位や状態によって異なるとされています。手術後はすぐに全力で動けるわけではなく、段階的なリハビリが必要になります。最初は可動域を取り戻すことから始め、徐々に筋力強化やバランス練習へ移行する流れが一般的。

「リハビリって大変そう…」と感じる方もいますが、計画的に進めることで競技復帰を目指しやすくなります。

回復までの目安と復帰プロセス

重症例の回復には時間がかかると言われています。保存療法であれば数週間から数か月程度、手術をした場合は半年以上のリハビリが必要になることもあります。競技スポーツへの完全復帰を目指す場合には、筋力の左右差や動作の安定性が確認されることが大切です。

「いつになったら復帰できるのか」と焦る気持ちもありますが、膝の状態に合わせて段階を踏むことが安全な改善につながると考えられています。

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再発予防・日常ケア・復帰後の注意点

膝に負荷をかけない動作の工夫

MCL損傷は改善しても、再発のリスクが残ると言われています。そのため、日常生活でのちょっとしたクセを見直すことが大切です。特に、膝が内側に入る「ニーイン」と呼ばれる動きは靭帯に負担がかかると言われているため、歩行時や階段の昇り降りで意識的に膝を正面に向ける習慣が推奨されています。また、スポーツ動作においてもフォームを改善することで負担を軽減できると考えられています。

柔軟性と筋力の維持

再発を防ぐにはストレッチや柔軟性の維持も欠かせません。特に太ももの前後や股関節周囲の筋肉を柔らかく保つことで、膝にかかるストレスを分散できると言われています。加えて、大腿四頭筋やハムストリングスだけでなく、体幹や臀部の筋肉もバランス良く鍛えることが重要です。筋力チェックを定期的に行うことで、自分の弱点を把握できるようになります。

ウォームアップとクールダウンの習慣

「復帰した後、また同じケガをしたらどうしよう」と心配する方も少なくありません。そこで、運動前後のウォームアップとクールダウンが役立つとされています。軽いジョギングやダイナミックストレッチで体を温めることにより、靭帯や筋肉が動きやすくなると言われています。運動後はゆっくりとしたストレッチで緊張を和らげることが推奨されています。

テーピングやサポーターの活用

復帰直後は不安定さを感じることもあります。そうした場合にはテーピングやサポーターを活用することで、膝への負担を軽減できるでしょう。ただし、長期間にわたって頼りすぎると筋肉が弱まる可能性もあるため、適切な場面で使用することが望ましいとされています

MCL損傷は「もう痛みがないから大丈夫」と油断してしまうと、再発のリスクが高まるとされています。回復後もストレッチやトレーニングを習慣として続けることが、長期的な安定につながると考えられています。小さな積み重ねが再発予防に直結するため、無理のない範囲で継続していくことが大切です。

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