スマホ首を改善したいあなたへ。原因/症状の見分け方から、自宅でできるストレッチ&姿勢改善法、重症化の兆候まで一挙解説。正しいケアで首の不調を根本から防ぎましょう。
スマホ首とは? — 定義とメカニズム
スマホ首(ストレートネック/前方頭位姿勢)の説明
「スマホ首」とは、スマートフォンやタブレットを長時間利用することで、頭が前方に突き出てしまう姿勢を指すと言われています。医学的には「ストレートネック」や「Forward Head Posture」「Text Neck」と呼ばれることもあります。通常、首の骨(頚椎)はゆるやかなカーブを描いて頭を支えていますが、このカーブが失われてまっすぐに近い状態になると、首や肩に余計な負担がかかると考えられています。
正常な頚椎カーブとの比較
本来の頚椎は「ゆるやかなS字カーブ」を描いて頭を支え、体全体に負担が分散される仕組みになっています。ところが、スマホ首になるとこの自然なカーブが減少し、頚椎がまっすぐに近い形へ変化していくと報告されています。その結果、頭の重みが首や肩に直接かかり、筋肉や関節へのストレスが増すことが指摘されています。
なぜスマホ利用がきっかけになるのか
人の頭は体重の約10%ほどを占める重さがあるとされます。通常は首の自然なカーブでこの重さを支えていますが、スマホをのぞき込む姿勢では頭が前に傾き、その角度が増えるほど首への負荷は何倍にもなると考えられています。例えば、頭を15度前に傾けただけで首にかかる負担は約12kg程度になると言われています。こうした姿勢が日常的に繰り返されると、筋肉や靱帯に負担が蓄積し、スマホ首につながると考えられています。
(引用元:https://www.msfrontier.jp/magazine/straightneck-cause/)
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スマホ首になる人・なりやすさとリスク
発症しやすい人
スマホ首は誰でも起こりうる姿勢の問題と言われていますが、特に長時間スマートフォンを利用する人に多い傾向にあります。特に20代から30代の若年層に特に多い傾向が見られると言われています。これは、スマートフォンを1日に数時間以上利用するライフスタイルが影響していると考えられています。また、若い世代ほど早い段階で首や肩の違和感を感じやすいとも言われています。
その他、デスクワーク中心で画面を見下ろす時間が長い人や、首周りの筋肉が弱い人も注意が必要とされています。さらに、加齢によって筋肉量が低下すると、首を支える力が弱まり、スマホ首につながりやすい傾向がります。
スマホ首が進行したときに起こるリスク
スマホ首が進行すると、単なる首や肩のこりにとどまらず、頭痛やめまい、さらには手のしびれなど神経症状につながる可能性があります。特に重度になると、頚椎症や椎間板ヘルニア、神経圧迫といった深刻な状態に発展するケースもあります。
(引用元:https://www.taisho-kenko.com/column/54/)
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