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2025.10.17
スポーツ障害
肉離れとは、筋肉や筋線維が部分的に断裂する傷害のことです。発症時の痛みや音、重症度分類、治療法、リハビリや再発予防まで、実践的な情報をわかりやすく解説します。
実は肉離れは正式名称ではなく、正式には 筋挫傷(きんざしょう) と言われています。
筋挫傷とは、簡単に言うと 筋膜や筋線維が部分的、あるいは完全に断裂した状態 を指すと言われています。ただ、世間で「肉離れ」と聞くと、「筋肉がブチッと切れた」というイメージを持つ人が多いのではないでしょうか?
そのイメージのため「軽く痛んだだけだから肉離れじゃないかも」と思って放っておくケースがあります。実際には、筋線維のごく一部が断裂しているだけでも「肉離れ」に該当するので決めつけず、違和感を感じたら早めに対処しましょう。
さて、「筋挫傷」と「筋断裂」って、言葉だけ聞くと似ていますが、実は少し違いがあります。
筋断裂:筋線維や筋膜が 完全に切れてしまう ような重い損傷を指す
筋挫傷: 筋線維や筋膜の部分的な断裂や損傷 を含んだものを指す
医療現場では、損傷の範囲・部位・深さによって重症度を分類されることが多いといわれています。
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なぜ肉離れって起きるでしょう?実は、体の筋肉が伸びようとしているときに、収縮して支えられなくなる瞬間が原因になりやすいと言われてます。
たとえば、ダッシュしたときに急にストップをかけたり、急激にストレッチされたりすると、筋線維が耐えきれず断裂しやすくなるということです。加えて、筋疲労がたまっていたり、柔軟性が低下していると、筋肉の伸び縮みの余裕が少なくなり、損傷しやすいといわれています。
もう一つ、急激な負荷をかけることも要注意。普段やらない動きを急にしたり、使い慣れてない筋肉に強い力をかけたりすると、筋線維がキャパオーバーになってしまうそう。なので、運動前の準備運動や段階的な負荷アップが大切ということです。
では、肉離れって体のどのあたりで起きやすいの?って気になりますよね?よく負傷しやすい場所としては、太ももの前面(大腿四頭筋)・裏面(ハムストリングス)、ふくらはぎ(腓腹筋)、それから内転筋(太ももの内側)が挙げられます。これらの部位は、走る・ストップ・方向転換などで大きな力がかかる部分だからと言われています。
また、肉離れを誘発しやすくする “リスク要因” もいろいろあります。
ウォームアップ不足
オーバートレーニング
筋力バランス不良
疲労・疲労蓄積
加齢
これらが複雑に絡み合うと、ちょっとした動作でも肉離れを起こす“きっかけ”になりかねないのです。
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肉離れでは、次のような 典型的な症状 が現れることが多いと言われています
断裂音(パチッ・ブチッという音)
急激に走ったりストップをかけた瞬間などに鋭い痛み
腫れ・浮腫(むくみ)
内出血(皮下出血)
陥没感・くぼみ(指で押すと凹んだように感じる)
これらは「筋線維が部分的に断裂している」状態を反映している可能性が高いと言われています。
肉離れ(筋挫傷)は、損傷の程度に応じて Ⅰ度/Ⅱ度/Ⅲ度 に分けられます。
Ⅰ度(軽度):筋線維の微細な断裂。痛みはあるが動作は可能。腫れや内出血は軽度
Ⅱ度(中等度):部分的な筋線維の断裂が進行。動くと痛みが強まる、腫れ・あざも目立つ
Ⅲ度(重度):筋線維がほぼまたは完全に断裂。運動不能・著しい腫れ・陥没や断端触知
痛みを感じたとき、「これって肉離れかな?」と思いがちですが、似た症状を呈する他の疾患もあるので注意が必要です。主に次のようなものがあります。
こむら返り(筋痙攣):突然つるような痛み。ただし断裂音や腫れはほぼ伴わないことが多い
筋肉痛:運動後の遅発性痛。通常、数時間〜翌日に痛みが出て、腫れや断裂感は少ない
打撲:外部からの衝撃が原因。皮下出血・内出血や痛みはあるが、断裂感や断裂音は起きにくい
腱断裂:腱(筋肉と骨をつなぐ線維)が切れるケース。動かせない、明らかな断端触知、腫れ・変形が目立つことが多い
たとえば、ふくらはぎが急に攣ったような痛みで、すぐ治ったなら筋痙攣の可能性が高いでしょう。だですが、痛みが強く動けない・腫れが目立つなら、肉離れや腱断裂を疑うべきと言われています。
鑑別はとても大事で、正しく見分けないと回復が長引いたり、リスクが高くなったりする可能性があるとも言われています。
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受傷直後、適切にケアできれば回復につながりやすいと言われています。昔からよく使われてきた方法は RICE(Rest, Ice, Compression, Elevation)です。最近はそれに進化を加えた PRICEという考え方も注目されています。
RICE:安静・冷却・圧迫・挙上
PRICE:Protection(保護)を加えたもの。
受傷すぐの時点では、まずは 保護・安静・冷却・圧迫・挙上 を優先し、無理に動かさないことが基本とされることが多いです。過度な冷却や長時間の固定は逆効果となる場合もあると指摘されてて、“段階的ケア” を念頭に置くのがいいと言われています。
また、応急処置だけでなく、後で触診・ストレッチ検査やMRIなど画像検査を受けて、損傷の範囲や重症度を把握することが、リハビリや復帰の設計に欠かせないとも言われています。
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肉離れをしたとき、最初は 保存療法 が基本ですが、症状が落ち着いてきたら徐々に リハビリ を進めていくステップが重要です。
リハビリは、ただ強くすれば良いというものではなく、「可動域 → 筋力 → 機能運動」の段階を踏むことが推奨されています。
可動域回復:まず痛みを出さない範囲で関節・筋肉をゆるやかに伸ばしたり縮めたりして、動きの幅を取り戻す
筋力強化:軽負荷から始めて徐々に負荷を上げる。自重トレーニング、チューブ運動、軽めのウエイトなど
ストレッチ:筋肉の柔軟性を取り戻すストレッチを定期的に取り入れる
段階的運動:ウォーキング → 軽いジョギング → 競技動作模倣、というように徐々に強度を戻していく
この流れを守ることで、無理なく元の動きに近づけると言われています。
また、重症度別の 治療(検査)期間の目安 も抑えておきたいところ。
軽度(Ⅰ度):数日~2週間程度で改善傾向
中等度(Ⅱ度):2~4週間、またはそれ以上
重度(Ⅲ度):数か月を要すケースも少なくない
ただし、あくまで目安であって、個人差や受傷状況・ケア内容で前後することが多いとも言われています。
場合によっては、手術適応 を検討するケースもあります。たとえば、
筋肉が完全に断裂している場合
筋肉の付着部(骨との連結部)が剥がれているような損傷
保存療法だけでは改善が見込めない、もしくは変形や拘縮が強くなる懸念がある場合
こうした条件が揃うと、手術が検討される場合があります。
「またやっちゃった…」と言うことにならないように治った後が大事です。具体的には次のことを意識すると良いでしょう。
ウォームアップを丁寧に:運動前に筋肉を温めて可動性を上げておく
柔軟性強化:ストレッチや筋膜リリースで筋肉の伸び縮みをスムーズに
筋バランス改善:前後・左右の筋力バランスを整えて、特定部位への過重を避ける
疲労ケア:休息、睡眠、軽め運動による回復支援
栄養・水分補給:タンパク質・ビタミン・ミネラルをバランス良く取り、体を修復しやすい状態に保つ
これらを日常に取り入れておくと、肉離れリスクを下げられるので是非覚えておいてください!
★この治療のおすすめコース
基本整体コース(5000円~) 全身整体コース(7000円~) 鍼灸根本整体コース(9000円)
※初診の方は別途2000円の初診料がかかります。
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