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2025.11.29
手の症状
ばね指とは、指の腱と腱鞘の炎症によって「引っかかり」「ばね現象」「指の曲げ伸ばし困難」が起こる状態です。本記事では、原因や症状、セルフチェック、治療法、予防策までを医療情報をもとにわかりやすく紹介します。
「ばね指」とは、指を曲げたり伸ばしたりするときに使う“屈筋腱(くっきんけん)”と、それを包み、スムーズに滑らせる“腱鞘(けんしょう)”という腱のトンネル構造とのバランスがくずれた状態です。
普段は、腱は腱鞘の中をゆるやかに行き来しており、スムーズに指の曲げ伸ばしができます。しかし、何らかの原因で腱や腱鞘に炎症が起きると、腱鞘が腫れて厚みを増したり、腱そのものが太くなったりして、もともとスムーズだった通り道が狭くなってしまうと言われています。
このように腱と腱鞘の間で滑りが悪くなると、指を動かすたびに摩擦が生じ、痛みや違和感を感じやすくなるのです。
では、「ばね指」と呼ばれる最大の特徴“ばね現象”とは何でしょう?
それは、まさに指を曲げたあと伸ばす際に、腱が腱鞘にひっかかっていたものが一気に抜けるように動くことで、「カクッ」「ガクッ」といった “バネが弾けるような” 動きが起きる現象を指します。
例えば、指を曲げた状態から戻そうとしたとき、なかなか伸びなかった指が、ある瞬間にパッと伸びる――そんな状態を経験する人が多く、「まるでバネのようだ」という印象から“ばね指”と呼ばれるようになったと言われています。
この“ばね現象”が起きると、指の動きが不自然で、スムーズな曲げ伸ばしができづらくなり、日常動作に支障が出やすくなる可能性があります。
(引用元:https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/snapping_finger.html?utm_source=chatgpt.com)
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ばね指はこんな症状がでやすいとされています。
ばね指は症状が進むと、指が曲がったまま戻らなくなったり、他の手で無理やり伸ばさないと戻らないような状態になることがあります。また、“時間帯で変わる不調”もよく報告されています。特に朝方はこわばりや痛みが強く、日中になるにつれて少し和らぐという人も多い傾向です。
ただし、その違和感を無視して使い続けると、腱鞘や腱の状態が悪化し、症状が進行することもあるので早めに対処しましょう。
ばね指はどの指でも起こり得ますが、特に発症しやすいのは親指、中指、薬指だと報告されています。
たとえば、よく使う親指で「ズキッ」と痛みを感じたり、中指や薬指で「ひっかかる/伸びにくい」といった違和感があれば、ばね指を疑う候補に入れておくといいでしょう。
(引用元:https://oyama-seikei.gassankai.com/symptoms/hand/baneyubi/?utm_source=chatgpt.com)
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指・手を頻繁に使ったり、強く握る・力を入れる動作を繰り返すことで、指の“腱”と“腱鞘”にかなりの負荷がかかりやすくなると言われています。
家事や、楽器演奏、趣味の手芸、パソコン作業、スマホ操作、スポーツなど、手を使う動作が多い人は、知らず知らずのうちに指まわりに摩擦や炎症を起こしやすく、それが「ばね指」のきっかけになるケースが多いです。
実は、女性のライフステージも重要な要素とされています。特に更年期や妊娠・出産後など、ホルモンバランスが変わる時期には、腱や腱鞘まわりの柔軟性や血流に影響が及びやすく、それが「ばね指」の発症に結びつく可能性があると言われています。
糖尿病 や 関節リウマチ といった持病を抱えている人も、「ばね指」になりやすい傾向があると報告されています。これらの病気では、腱や腱鞘の炎症が起こりやすかったり、血流や組織の柔軟性に影響が及ぶことで、腱の滑りが悪くなりやすいためです。
特に糖尿病では、血糖コントロールが悪い状態が長く続くほど、腱まわりの結合組織に影響が出やすく、「ばね指」のリスクが上がるという報告もあります。
(引用元:https://dm-net.co.jp/calendar/2022/037174.php?utm_source=chatgpt.com)
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症状が比較的軽い場合や初期のばね指では、まず「保存療法(非手術療法)」が第一の選択肢になることが多いでしょう。具体的には、指を使いすぎないよう安静を心がけたり、手浴や温熱/冷却、湿布などで痛みや腫れを抑える方法があります。加えて、指や手のストレッチや軽いリハビリで、腱や腱鞘の滑りをサポートするのも良いでしょう。
ただし、保存療法だけでは改善に時間がかかることもあり、症状が長引いたり、日常生活に支障をきたす場合には、次の段階の治療も検討されます。
保存療法で十分な改善が見られない場合、多くは整形外科などで「腱鞘内ステロイド注射」が選ばれることがあります。腱鞘の炎症を抑えて腱の滑りを改善することで、指の動きをスムーズにしようというものです。ただし、注射をくり返すと腱や腱鞘の組織に影響が出る可能性もあるため、「何度も打てばいい」というわけではないようです。
注射や保存療法で改善しない、あるいは指がロックして伸びない・曲がらないといった状態が続く場合は、手術療法を検討する医療機関もあります。多くの場合は、問題となっている腱鞘の一部を切り開き、腱がスムーズに動けるようにする「腱鞘切開術」が行われるでしょう。
この手術は通常、局所麻酔で日帰り可能な通院手術であることが多く、手術後は比較的早く指を使い始められるケースもあります。
ばね指の治療は、症状の強さ・期間、生活スタイル、痛みの度合いなどによって異なります。最初は保存療法や注射で様子を見ることも多く、改善が見られない、または再発を繰り返す場合に手術に進むという流れが一般的と言われています。
とはいえ、注射の回数や手術のタイミング、リハビリ方法などは医師とよく相談しながら進めるのが望ましいでしょう。
(引用元:https://emedicine.medscape.com/article/1244693-overview?utm_source=chatgpt.com)
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「手を使いすぎてるかも?」と感じたら、まずはできるだけ休ませましょう。
たとえば、家事やパソコン作業、スマホ操作、重い荷物の持ち運びなどを長時間続けると、腱鞘が炎症を起こしやすくなります。特に手をよく使う人は、「30分に1回、手を休める」「作業の合間に軽く手を振る」「握りしめた手をゆっくり開く」といった小さな休憩を意識するとよいでしょう。
また、指先だけで作業をするよりも、腕全体を使って動作を分散させると、腱鞘への負担が減ると言われています。手の使い方を少し工夫するだけでも、ばね指の予防につながると考えられています。
手や指の血行をよくすることは、腱や腱鞘の柔軟性を保つうえでとても大切だと言われています。とくにおすすめなのが「手浴」です。40℃前後のお湯に手を5分ほど浸けて温め、そのあとに軽く指を伸ばしたり曲げたりするだけでも、腱の滑りがスムーズになるでしょう。
入浴後は血行がよくなっているタイミングなので、軽いストレッチや屈伸運動を取り入れると効果的です。ただし、「痛いのを我慢してまで動かす」「強く揉む」「力を入れて指を反らす」など、過度な刺激は逆効果になる可能性があるので注意しましょう。
「ちょっと指が痛いけど、大したことないし…」と放置したり、「自分でマッサージすれば治るかも」と思ってしまう方も少なくありません。
しかし、痛みや引っかかりが出ている状態で強くマッサージしたり無理に動かすと、炎症が悪化して腱鞘がさらに腫れてしまう場合があると言われています。
もし痛みや違和感が続く場合は、無理に動かさずに上記のケアを試してみましょう。それでも改善しないときや、朝のこわばり・引っかかりが強いときは、早めに専門家へ相談するとよいでしょう。
専門家による適切なアドバイスやリハビリ指導を受けることで、再発予防にもつながるとされています。
(引用元:https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/snapping_finger/?utm_source=chatgpt.com)
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