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2025.09.06

症状ブログ

手首使い過ぎてませんか?

こんにちは!なか整骨院の加藤です。

先日ママさんの患者さんから手首に関しての相談がありました。

30代(5ヶ月のお子さんのママさん)
「最近子供を片手で抱っこすることが増えて、急に手首が痛くなってきちゃいました💦
原因が何なのか分からないんです😥

抱っこの姿勢(お尻を支えるのに手首を曲げたままにしている)から、おおよその検討をつけ検査しました。

結果は「腱鞘炎(ドケルバン病)」でした!

 

どんな検査をしたかというと、

1、親指を他の4本の指で握る。

2、握った状態で手首を小指側に倒す。

3、親指の付け根(赤くなっている所)に痛みが出たら陽性。

今回はママさんでしたが、手首を酷使する作業が多い方はなりやすいので要注意です!

手首にこんな症状出てませんか?

□親指を動かす時に痛みが生じる
□手首を捻ると親指の付け根に痛みが生じる。
□物を掴もうとすると痛みが生じる
□悪化すると力を入れずらくなり動かしにくくなる。

いくつかチェックが入った方は、この後の文章も読んでみてください!

腱鞘炎(ドケルバン病)とは??

手首の使いすぎや負荷が増えると、腱へのダメージが増えて腫れていきます。

腫れた腱と腱の通り道である腱鞘が、擦れて炎症を引き起こし痛みが生じます!

手首の腱鞘炎(ドケルバン病)では、
「短母指伸筋」と「長母指外転筋」
の2つの筋の腱で炎症が起きやすいです。

どんな人がなりやすい?

腱鞘炎(ドケルバン病)は女性に多い疾患と言われています。
その理由は女性ホルモンが関係します!

女性の体でとくにホルモンバランスが変わるのは2パターン!

①妊娠・出産期

妊娠期には妊娠維持に必要なホルモン「プロゲステロン」の分泌が多くなると同時に女性ホルモンの「エストロゲン」の分泌は減少していきます。

②更年期

閉経に伴い「エストロゲン」の分泌が急激に低下していきます。

「エストロゲン」には女性らしい体を作る作用や組織を滑らかにする役割があります

その為ホルモンの分泌が減少する事で動きに滑らかさがなくなり、摩擦による炎症が起きやすくなります。

 

ホルモンの影響以外では、

・スマホやパソコンを多く使う方

・包丁やハサミなどをよく使う作業の方

・親指をよく使う楽器を演奏する方

・ボールを投げたりラケット動作のスポーツをやる方

など手首や指をよく使う方は、負担がかかりやすいため発生しやすくなります!

整骨院や整形外科など一般的な治療院の治療は?

よく行われるものとしては、

湿布

痛み止め

注射

アイシング

などがあります。

主に炎症を抑えて、痛みを無くしていくことを目的としていますが、

これだけでは腱と腱鞘が擦れやすいのは変わっていないため、再発のおそれがあります!

なか整骨院が行う腱鞘炎(ドケルバン病)の治療は??

 

・炎症を抑える治療

→痛みを早期に引かせるために炎症を抑えます。ここまでは一緒ですが、ここからが違います!

・手首のアライメントを整える!

→手首が歪むと腱と腱鞘の位置関係がずれるので、正しい位置に手首を整えます。

・使い方のトレーニング

→手首を支える筋肉がうまく使えていないと、手首が歪みます!
また痛みがある事で、かばう様な使い方になってしまいます。
ピンポイントで筋肉をトレーニングして、本来の正しい使い方を思い出させます!

 

手首は体の中でもなかなか安静にすることができない、とても働き者な部位です!

そのため負荷がかかりやすく、回復が間に合わないので、なかなか治りません。

的確な処置と正しい使い方を覚えてもらうことができると、どんどん良くなっていきます!

自分でチェックできるテスト法を試してみて痛みを感じた人!
手の使いすぎで手首や腕が辛いと感じている人!

いつでもなか整骨院にご相談ください!

「治らない痛みはない、あなたの身体はもっと良くなる」

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