ぐるぐる、ふわふわ・・・めまいって？

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2023/10/27 [Topics, ブログ, 聖蹟桜ヶ丘院ブログ]

みなさんこんにちは！
せいせき院　中村です！

先日「めまい」でお悩みの患者さんがいらっしゃいました。
皆さん「めまい」っておきたことありますか？
きっと経験したことがあるという方は少なくないと思います。

めまいは日常的にみられる症状の一つです。
身体のバランスを保つ機能に異常が生じる事で起こります。
ただ、めまいの感じ方にはいろいろな種類があります。
今回は特徴や、原因について皆様にお伝えできればと思います！

めまいの種類は大きく分けて3つあります。
・回転性めまい
・浮動性めまい
・前失神性めまい

回転性めまい
自分がぐるぐる回るように感じるめまいです。横方向にぐるぐる回転しているように感じる人が多いです。回転よりも片側に引っ張られているように感じる人もいます。
このめまいは一定期間続き、その後は完全に消えるのが一般的です。

回転性めまいは耳の病気で起こることが多いです。
耳の病気は
・突発性難聴
・良性発作性頭位めまい症
・メニエール病
・前庭神経炎
・内耳炎
などがあります。
耳の異常によって生じるめまいは、突然回転性のめまいがおこります。
ではなぜ耳の病気でめまいが起きるのかというと
平衡感覚をつかさどる器官は「三半規管」です。
三半規管は半円形をした３つの半規管の総称で、それぞれが90度ぐらいずつ傾いているので、縦・横・前後の回転を総合的に感じ取ることができ、平衡感覚が保たれています。
ですので、耳に異常をきたしてしまうと、平衡感覚がバランスをくずしてしまいめまいが起きてしまうということになります。

浮動性めまい
ふわふわと浮いているように感じるめまいです。一定期間だけ続いた後完全に消える場合もありますが、いつの間にめまいが起きてそれが何か月、何年と続く場合もあります。

浮動性めまいは脳血管障害や低血圧、貧血などの全身症状、脳の病気、心因的なもの、薬剤の副作用などによっておこることが一般的です。細かくわけると・・・
・脳梗塞や脳出血などの脳の循環障害
・首、肩こり
・低血圧や低酸素血症
・貧血
・低血糖
・ホルモンバランスの変化（甲状腺の病気、月経、妊娠など）
・脳腫瘍やてんかんなどの脳の病気
・パニック症や過換気症候群、不安や抑うつなどの心因的なもの
・加齢に伴う視覚や前庭感覚などの機能低下による二次障害
・薬の副作用
などがあります。

前失神性めまい
卒倒感ともいい、失神しそう、倒れてしまいそうな感覚のめまいです。立ち眩み、目の前が真っ暗になる、血の気が引く、気が遠くなるなどと表現されることが多いです。
・起立性低血圧・・・いわゆる立ち眩み、原因は貧血・自律神経失調症・糖尿病神経障害・パーキンソン病・などがあります。横になった状態または座った状態から急にたちあがった時に起こります。
・貧血脱水症状・・・不十分な水分摂取量、下痢嘔吐、熱中症などにより水分が不足すると、血圧が低下します。急激な出血などに伴う貧血では、血液の循環量や濃度が低下し、脳の血液量が減るためめまいが生じる
・不整脈・・・脈が速くなったり、遅くなったりした場合、心拍出量が低下し、脳血流量が減少して、めまいが起きる事がります。
・迷走神経反射・・・不安や恐怖、痛み、高温、空腹、疲労などのストレスがかかった場合に起こり失神の原因として最も多いです。朝礼の時に倒れた人はほとんどが迷走神経反射です。

ぐるぐるやふわふわがめまいと思っている方が多いと思いますが、じつは失神性のめまいもあります。
フィットで意外と多いのが脱水によるめまいの方です。
治療して循環を良くして、お水をのむとめまいがなくなるかた結構いらっしゃいます。
とくに今年の夏は暑かったので、このような悩みをお持ちの方がいらっしゃいました。

めまいが起きている方の治療方法はバランスを整えて循環をよくしてあげること
耳の異常が起きている方は首や頭が固い方が多いので、そのこの緊張をほぐしてあげる事。
めまい用の治療もございますのでご安心ください！
鍼灸治療もめまいの問題得意です！
自律神経のバランスを整え、上がってしまっている気を下げる事ができます。
フィットではいろんな方法でめまいにお悩みの方を解決していきますのでぐるぐる、ふわふわするとお悩みの方お待ちしております。
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